太陽の宝物




「アハハじゃないでしょ!!
まったく
1時間前に約束しててよかった
いつも美姫は、1時間前に約束しないと間に合わないだから…」





だってー
起きれないんだもん
それに眠いし…




「ごめんなさい…」




「まぁいい…
それより何か思い出した?」




「ううん…
何も…」




記憶…
私は、中ニの時に交通事故にあって
一部記憶喪失になってしまった…

その記憶は、大切な物な気がするんだけど…
思い出せない…





「そっか…
きっと思い出すから焦らない事!
わかった?」




「はぁい
あっ!
でもね…
これだけは、わかるよ
とっても大切な事だって事は、わかる」






「大切な事かぁ…
そうだね」





「うん!」





どんな記憶でもいい…
苦しくても辛くても…
私と関わった人の方が…


きっと…
何倍も苦しくて辛い思いをしてるはずかだから…




早く
思い出したい



それに…
いつまでも咲に迷惑掛けられないし…





「美姫…
あんまり無理しないでね?」




「大丈夫だよ
心配しないで?」





「わかったよ
あっ!
高校見えてきた」





「本当だっ!
早くクラス見に行こっ!」




「はいはい
そんな興奮しないの!」





「だってー」




だってねー
気になるもん
咲と同じクラスか…
一緒だといいなぁー







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