東郷女子学園

ドアを
開けた瞬間、
後ろから

「歩き方に
気をつけなさい」

と言う声がした。

彼らは
自分の
足元をみて、
がに股がかっていた足を
内股ぎみになおす。


一番左の"彼"は
これに
慣れないとダメだな、
そう思いながら
金色の装飾が光る
ドアに
手をかけた。
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