東郷女子学園

「ていうかさ、
情報不足だったね」

真面目に言っているうりに
二人とも
"うん、うん"と
首を縦にふった。

ももは欠伸をひとつ、した。

「明日、
またまどかちゃん達に
聞いてみよ〜っと」

ももはそう言って
女の子らしくピンク色に
統一されたベッドへとダイブする。

すぐに規則正しい、
小さめの寝息が聞こえ始めた。
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