東郷女子学園

消灯時間が過ぎて数十分後。

ゆりか先輩の部屋は
三人と同じ名前の寮、
"マリーナ"にあった。

消灯時間を過ぎているため、
寮の中は非常灯の
緑色のランプしかついていない。

「暗いよ…」
「眠いよ…」

ももの後ろを歩いていた
うりときょうは
同時に別々のことを言った。
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