咲き誇れ!!永久の薔薇
「…どういうことだ。」
この言葉に隣に座る野郎(校長)は目を丸くした。
俺は、気にせずただ柊を見つめる。
だが直ぐに舞台袖へと姿を眩ましてしまった。
まだこの時は特別な感情に気づかずに
ただ表しようがない期待が込み上げてきた。
あれから三日後。
投票の集計結果が前日出た。
当選したのは柊 優祢。
今まで何かしらの財閥でない奴が生徒会長になったことはない。
その上、あの女ときた。