咲き誇れ!!永久の薔薇
 
 
だけどその直後
 
柊の顔が泣いてしまうのではないかというくらいに歪んだ。
 
 
俺がこんな表情をさせたのか?
 
 
柊は身を翻し出口に向かう。
 
このまま行かせていいのか?
 
 
答えは頭で考えるより
行動の方が早かった。
 
 
 
答えは NO
 
 
腕を掴み力強く引き寄せた。
 
想像通りの軽い身体は俺の腕の中にスッポリと収まる。
 
 

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