咲き誇れ!!永久の薔薇
「これより十称のお披露目を始めます。」
私の始まりの言葉と共に盛り上がる会場。
普段は会うことさえも少ない普通科と華主科も入り混ざっている。
中にはカメラを持ちスタンバイしている人もいた。
どこぞのモデルが出てくるんじゃないんだから
内心毒づきながら空から降り注ぐ太陽の光に目を細める。
春の心地よい暖かさに眠たくなるも、まさかこんなところで寝る訳にもいかなく、着々と話は進んでいった。