Rainy sky

+++Memories_2



家に着くと、玄関には見覚えのある靴が並んでいた。

1つは姉の。
もう1つは八神先輩。
これは間違いない。

でも俺には関係ない。
早く部屋に行ってゲームをやろう。

俺は家に上がると、直ぐさまキッチンにある冷蔵庫に向かい、炭酸飲料とケーキを取り出してトレイに乗せた。

それを2階にある俺の部屋に運ぶ。





部屋のドアを開けた時、テーブルの側で漫画を読む男が目に入った。
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