代償としての私の特殊な能力

校門を出たときには夜の10時を過ぎていた。

一ヶ月前から急展開してきた美香の恋愛話で盛り上がり、浮かれていたのかもしれない。




・・・違う。

そんなことない。


二人に落ち度は全くなかった。




振り向いた時には、目の前に車がせまっていた。
 
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