イケメン君はアタシの彼氏×3~パート2~
先生がいた。それを見て



「先生いたぁ~。やっぱりここにいるんだね!!」


入ってきて笑いながらこんなことを言う里紅を

先生がポカンと口を開けて見ていた。


「先生コイツのことは気にしないでいいですから」

「なによそれー!!ひどー」

「黙れ!黙れ!」

それから里紅はすねていた。

その顔が可愛かった。

俺がみとれていたら先生が

「どうされたんですか?」

と俺たちにたずねた。

その言葉で我にかえった俺は質問をした。

「亜希ちゃんっていつ退院できるんですか?」

「ん~。がんばれば1週間後ぐらいかな。

 意識も戻ったし、体調も良さそうだし。

 このまま行けば1週間~2週間の間に退院できそうだよ」

1週間かぁー

もうすぐじゃん。

「よかったぁ~また学校に行けるんだ!!」

さっきまですねていた里紅が急に元気になった。

早く知らせたいと言う気持ちになって、

診察室を急いで出た。

「ありがとうございました」

「失礼します」

言い終わると同時に走り出した。
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