イケメン君はアタシの彼氏×3~パート2~
将太SIDE

亜希がやばい。

まだ背は小さいけど、大人っぽくてきれい・・・。

俺は 亜希をこっそり人目のつかないところに来た。

「おかえり」

「ただいま、それにしても 寂しかった」

「そっか。関係ないけど髪長くなったな」

「ん」

亜希の髪を自然と指ですく。

亜希はそれこそ昔と変わらず 満面の笑みでえへへっといいながら

こっちを見る。

「指輪 片時もはなさなかったんだから」

「俺も」

「もう ぜ~たい将太のそば、はなれないんだから」

「うん てか離さないから」

「クスっ」

「待っててくれてありがとう」

「ん」

「うれしい」

「ん」

「私ね 出発するときこんなこと思ったの」

「ん」

「あなたは 私といて楽しかった?幸せだった?」

「ん」

「将太はど「そんなのきまってるだろ 俺は幸せ」

「ありがとう」




「お~い お2人さ~ん」

あ゛? せっかく いいムードだったのにっ はぁ~

「ったく、拓也~ 雰囲気ぶち壊すなよ!」

「おっわりぃ」

「まぁいいや いこう!しょーた」(ニコッ)

なんともいえない笑顔で亜希はスタスタと歩き出す。

「いくかっ」

俺は 手をつないだ。そしたら 亜希がわぁ~といって ニコニコ笑う。

もぅ 離さないからな。
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