イケメン君はアタシの彼氏×3~パート2~

「ちょっと 将太のまえでなにすんのよ!!」


と 顔を真っ赤にしながら叫ぶ。


「別にいいだろ。」


そして 私の耳元で、 こういった

哀しみのフランス人形




ほっぺにキスされたことで頭がいっぱいだったから


その言葉には あまり気を使わなかった。


けど この言葉が大変なコトにつながるんだ。


キスされたことを考えていると


「おいっ お前 今の何だよ」

と 切れ気味に将太が にらみつけながらいった。

「ごめん」


と 素直に謝ってみた


「あぁ まぁ お前からじゃないしな。

 退院は 明日だって。」

「そうなの?じゃあ 明日退院したら

 早速 学校行くね?」

「あぁ。でもな 今日 大変なことが起こったんだ。

 真奈美と正明が 転入してきたんだ」


えっ? 真奈美と正明?

耳を疑う

「今 なんていった?」

と 聞き返す


「転入してきたんだ」

て、転入?

「何にもなかったよね」



 
< 38 / 120 >

この作品をシェア

pagetop