イケメン君はアタシの彼氏×3~パート2~
亜希SIDE

二人になった

「あのさ 正明」


「うん」

ここからは口からでまかせ

感情はいっさい入れないようにする

もちろん 正明の言葉に対しても・。

「正明じゃ無理なんだ。

 将太が大好きだから」


「でも お前はずっと待ってるって言ったじゃないか」


「正明、信じているものだけが本当のこと

 信じている約束だけが守られる

 とは、限らないんだよ。

 私の立場にもし、正明がなったとしたら

 私が正明の恋路を邪魔したら 

 きっと 怒るよね

 それと同じなんだよ」
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