【完】青春PLAYBALL!!
次の日、昨日夕ご飯を食べてなかったせいで、空腹でいつもより早く目を覚ました。
「まだ6時半か……」
でも風呂も入ってなかったし、丁度いい時間か。
下に降りるとお米の炊けるいい匂いが漂っていた。
グー……
「ああ…腹減った」
しかし朝ご飯の時間まではまだ30分ある。
俺は仕方なく風呂場へと向かった。
洗面所では母さんが洗濯を取り込んでいる最中だった。
「おはよう」
「おはよう…ってあんた!」
母さんの異常なまでの剣幕に俺の眠気は一気に吹っ飛んだ。
「制服で寝たの!?しわくちゃじゃない。買ったばっかりなんだから勘弁してよ!」
「ごめん……」