【完】青春PLAYBALL!!
二人でパイプ椅子に座る。

パイプ椅子のきしむ音がやけにでかく感じる。


「修平君、汗かいてるけど・・・ストーブつけたら暑くないかな?」


「いや、大丈夫!もう暑いのはひいてるから」


「そっか。ならつけるね」


まもりちゃんはそう言って、器用にマッチでストーブに火を入れる。


「まもりちゃんって本当気遣いできるよね」


「ううん。そんなことないよ・・・・・・」


顔を赤らめながら、ブンブン首を振るまもりちゃん。


「そういうとこ可愛いと思う」


「え?」


え!?ちょっと俺何言ってんの!

これじゃ俺の気持ちバレバレじゃん!

まだの準備してなかったのに!


まもりちゃんが目をまん丸くして俺を見る。


うう・・・可愛い。

ダメだ。

俺やっぱもう無理。

我慢できないって。

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