【完】青春PLAYBALL!!
俺はまもりちゃんを抱きしめた。

ぎゅーって抱きしめた。


「あ、あのっ。修平君!?」


「まもりちゃん・・・俺、俺さ。まもりちゃんのことすげぇ好き。まもりちゃん可愛い」


沈黙が続く。

ああ・・・やっぱダメなの?

答え聞くのめっちゃ怖い。


「・・・・・・私も修平君のこと好き」


「え!?今なんて言ったの!?」


俺はビックリして、まもりちゃんを体から離して肩をつかんでまもりちゃんの顔を見た。

まもりちゃんは涙を浮かべながら俺を見つめる。


「俺、まもりちゃんのこと好き!まもりちゃんは?」


我慢できなくて俺から聞いちゃった。


まもりちゃんは恥ずかしそうにはにかみながら、もう一度言ってくれたんだ。


「私も修平君のこと好き。すごく嬉しいよ」


「ちょっとまって、まもりちゃんまじで!?やばい、俺もう最高!!」


俺は叫んでまもりちゃんをもう一度力強く抱きしめた。

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