【完】青春PLAYBALL!!
「本当はね、キスされた時も嬉しかったんだよ・・・・・・?」


まもりちゃんが俺の腕の中で呟いた。


「え?そうなの?俺、まもりちゃん泣いてたから嫌われたのかと思って・・・・・・」


少しだけ体を離してまもりちゃんの顔を見る。


「だって、ゴメンなんて言うんだもん。出来心とかかと思って」


「そうだったの!?あの時はなんかもう、まもりちゃん可愛いってのが止まらなくて・・・・・・。ゴメン」


「フフッ。修平君また謝ってるし。いいんだよ。これからは謝らなくても。どっちも好きなんだし」


まもりちゃんはニコニコ笑いながら俺を見上げる。


ちょ・・・ちょっと待って。

まもりちゃん意味分かって言ってる!?

てことは何してもいいってことっすか?


すっごい攻撃なんですけど!


「そっ、そうだね!」


俺は高まる衝動を抑えるためにまもりちゃんから体を離してパイプ椅子に座った。


はぁ・・・あぶねえ。

危うくがっつきそうになっちゃったよ。


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