【完】青春PLAYBALL!!
「はいっおまち。フルーツ贅沢盛りパフェ」
コウジさんが、細長い器からあふれんばかりのフルーツが乗ったパフェを運んできた。
「あれ?なんか前よりフルーツパワーアップしてない?」
綾が両手で器を受け取りながら、目をクリクリさせてコウジさんに尋ねた。
「今、お客さん誰もいないし、サービス。尚哉のは生クリーム少なめにしといたから」
「コウジさん覚えてたんですか。あざーっす」
俺はコウジさんにペコっと頭を下げた。
「え?尚哉って生クリーム苦手なんだっけ?」
「あれ?綾ちゃん知らなかった?尚哉は甘い物基本的に好きじゃないんだよ」
「そうなの?初耳・・・・・・」
「あの頃はカッコつけて綾ちゃんの分までよく食べてたよな。必死でサービスで出したオレンジジュース飲んでたっけ」
「ちょっとコウジさん!なんで今それ言っちゃうわけ?」
コウジさんはカカカっと笑うと店の奥へと消えていった。
コウジさんが、細長い器からあふれんばかりのフルーツが乗ったパフェを運んできた。
「あれ?なんか前よりフルーツパワーアップしてない?」
綾が両手で器を受け取りながら、目をクリクリさせてコウジさんに尋ねた。
「今、お客さん誰もいないし、サービス。尚哉のは生クリーム少なめにしといたから」
「コウジさん覚えてたんですか。あざーっす」
俺はコウジさんにペコっと頭を下げた。
「え?尚哉って生クリーム苦手なんだっけ?」
「あれ?綾ちゃん知らなかった?尚哉は甘い物基本的に好きじゃないんだよ」
「そうなの?初耳・・・・・・」
「あの頃はカッコつけて綾ちゃんの分までよく食べてたよな。必死でサービスで出したオレンジジュース飲んでたっけ」
「ちょっとコウジさん!なんで今それ言っちゃうわけ?」
コウジさんはカカカっと笑うと店の奥へと消えていった。