【完】青春PLAYBALL!!
PLAY10 *1年目の夏*
ジリジリと照りつける太陽。
俺の肌は土の色と同じくらい黒くなった。
三ヶ月本当にあっという間だった。
今こうして、ユニフォームに身を包んでいる自分が信じられない。
またマウンドに立つんだ、俺。
「1番・・・・・・」
俺の背中をツーと真っ直ぐなぞる指。
振り向いた先にいたのは、ニコニコしながら俺を見つめる柚だった。
「頑張ったもんね、木波。なんか自分のことのように嬉しい」
柚は俺のつまさきから頭までをマジマジと見つめた。
俺はそんな柚の姿を見るのが辛かった。
「汐崎、制服・・・なんだもんな」
「まぁ、仕方ないでしょ。でもありがたいよ。まもりや、大沢先輩のおかげで、マネージャーとしてベンチに入れるんだもん」
柚は右手で帽子のつばを持ち、キュっと被りなおした。
俺の肌は土の色と同じくらい黒くなった。
三ヶ月本当にあっという間だった。
今こうして、ユニフォームに身を包んでいる自分が信じられない。
またマウンドに立つんだ、俺。
「1番・・・・・・」
俺の背中をツーと真っ直ぐなぞる指。
振り向いた先にいたのは、ニコニコしながら俺を見つめる柚だった。
「頑張ったもんね、木波。なんか自分のことのように嬉しい」
柚は俺のつまさきから頭までをマジマジと見つめた。
俺はそんな柚の姿を見るのが辛かった。
「汐崎、制服・・・なんだもんな」
「まぁ、仕方ないでしょ。でもありがたいよ。まもりや、大沢先輩のおかげで、マネージャーとしてベンチに入れるんだもん」
柚は右手で帽子のつばを持ち、キュっと被りなおした。