【完】青春PLAYBALL!!
修平のバットを拾い、土の上を滑らす。
ノーアウトランナー一塁。
俺の打席。
黒須先生を見る。
黒須先生はキーポイントを触った後、振れのサイン。
黒須先生、攻めていくつもりなんだ。
俺は帽子のつばを摘み、オッケーのサインを出し、バッターボックスへ入った。
相手はきっとバントだと思ってる。
前進守備。
ここで、俺が一発撃てれば確実に1点コース。
長身のピッチャーから放たれたボールはストレートど真ん中。
俺は迷わず振り切った。
カーーン・・・
大きな弧を描いて、高く高くあがったボール。
それを見あげながら走り、願う。
頼む・・・!
落ちてくれ!
ポト
ボールはレフトの後方に力なく落ちた。
それを見た修平が迷わず、セカンドベースに向かって飛び出す。
ノーアウトランナー一塁。
俺の打席。
黒須先生を見る。
黒須先生はキーポイントを触った後、振れのサイン。
黒須先生、攻めていくつもりなんだ。
俺は帽子のつばを摘み、オッケーのサインを出し、バッターボックスへ入った。
相手はきっとバントだと思ってる。
前進守備。
ここで、俺が一発撃てれば確実に1点コース。
長身のピッチャーから放たれたボールはストレートど真ん中。
俺は迷わず振り切った。
カーーン・・・
大きな弧を描いて、高く高くあがったボール。
それを見あげながら走り、願う。
頼む・・・!
落ちてくれ!
ポト
ボールはレフトの後方に力なく落ちた。
それを見た修平が迷わず、セカンドベースに向かって飛び出す。