【完】青春PLAYBALL!!
俺が戻ったとき、ちょうど三先が3人目のバッターをストレートでねじ伏せたところだった。
柚はベンチに戻る三先を目で追いながら、フウッと小さく息を吐いた。
「安心した?」
俺はジュースの缶の汗を、柚が頭からかけているバスタオルグリっとふいて差し出した。
「うん。自分のことのように緊張しちゃった。ジュースありがとう」
柚がにこっと微笑んで、俺からジュースを受け取った。
「やっぱり三先見たさで、試合きたんだ?」
「え!?いや、そういうわけじゃないけど・・・・・・」
柚は顔を赤らめて俺から視線をそらす。
「別にいいじゃん、俺お前が三先を好きなこと知ってるんだし。いまさら」
「あー・・・うん。ま、それも当たってるんだけどさ。それだけじゃないよ」
柚はジュースのプルタブをカキっと起こした。
柚はベンチに戻る三先を目で追いながら、フウッと小さく息を吐いた。
「安心した?」
俺はジュースの缶の汗を、柚が頭からかけているバスタオルグリっとふいて差し出した。
「うん。自分のことのように緊張しちゃった。ジュースありがとう」
柚がにこっと微笑んで、俺からジュースを受け取った。
「やっぱり三先見たさで、試合きたんだ?」
「え!?いや、そういうわけじゃないけど・・・・・・」
柚は顔を赤らめて俺から視線をそらす。
「別にいいじゃん、俺お前が三先を好きなこと知ってるんだし。いまさら」
「あー・・・うん。ま、それも当たってるんだけどさ。それだけじゃないよ」
柚はジュースのプルタブをカキっと起こした。