【完】青春PLAYBALL!!
季節はあっという間に流れた。
3月初旬。
まだ2月の雪が残る肌寒い朝。
俺と修平、まもり、黒須先生、美和子さんが駅のホームに集まった。
「ごめんね、朝早いのに来てもらちゃって」
柚がパンパンに荷物がつまったスポーツバックとリュックを軽々と背負う。
「新幹線乗って、すぐ会場に行かなきゃならないんでしょ?あんた迷わないでしょうね?」
美和子さんが柚の寝癖をポケットに入っていた小さな櫛でとかしながら言った。
「大丈夫だって!地図もったし。1時間くらいは余裕みてるから」
「ついたら電話するんだぞ」
黒須先生が柚にスポーツドリンクやバナナの入った差し入れの袋を渡した。
「これは、私と修平君から。合格のおまもり」
まもりが柚におまもりを渡した。
「ありがとう!ってこれ、学業成就とか書いてあるんだけど・・・何?あんた達二人そろってふざけてるわけ?」
「え!?マジで?気づかなかった!合格出来るおまもり下さいって言っただけだったから」
修平がみんなの笑いを誘う。
3月初旬。
まだ2月の雪が残る肌寒い朝。
俺と修平、まもり、黒須先生、美和子さんが駅のホームに集まった。
「ごめんね、朝早いのに来てもらちゃって」
柚がパンパンに荷物がつまったスポーツバックとリュックを軽々と背負う。
「新幹線乗って、すぐ会場に行かなきゃならないんでしょ?あんた迷わないでしょうね?」
美和子さんが柚の寝癖をポケットに入っていた小さな櫛でとかしながら言った。
「大丈夫だって!地図もったし。1時間くらいは余裕みてるから」
「ついたら電話するんだぞ」
黒須先生が柚にスポーツドリンクやバナナの入った差し入れの袋を渡した。
「これは、私と修平君から。合格のおまもり」
まもりが柚におまもりを渡した。
「ありがとう!ってこれ、学業成就とか書いてあるんだけど・・・何?あんた達二人そろってふざけてるわけ?」
「え!?マジで?気づかなかった!合格出来るおまもり下さいって言っただけだったから」
修平がみんなの笑いを誘う。