【完】青春PLAYBALL!!
PLAY17 *急接近*
「尚哉、ポッキー食べる?」
バスの隣の座席にいた修平が口にポッキーを入れ、口を尖らせる。
「やめて・・・今ふざける気分じゃないから」
俺は、修平に冷静につっこむと、もう一度窓からの景色を眺めた。
見慣れない風景が新鮮で少しドキドキしていた。
「えーなんで?せっかくの修学旅行なのに・・・楽しくいこうよ!」
あからさまにテンションが上がっている修平。
幸せだ、こいつは・・・・・・。
東実高校二年生は、今日から四泊五日で修学旅行だ。
結局柚に思いを伝えられないまま12月。
いつもと変わらない日常とは違う修学旅行の時間。
俺はこの修学旅行で、絶対柚に思いを伝えようと決めていた。
プシュー・・・・・・
バスが止まった。
「到着しました、広島お好み村です。お腹いっぱい食べてきて下さいね」
バスガイドのお姉さんが笑顔で俺たちを見送る。
バスの隣の座席にいた修平が口にポッキーを入れ、口を尖らせる。
「やめて・・・今ふざける気分じゃないから」
俺は、修平に冷静につっこむと、もう一度窓からの景色を眺めた。
見慣れない風景が新鮮で少しドキドキしていた。
「えーなんで?せっかくの修学旅行なのに・・・楽しくいこうよ!」
あからさまにテンションが上がっている修平。
幸せだ、こいつは・・・・・・。
東実高校二年生は、今日から四泊五日で修学旅行だ。
結局柚に思いを伝えられないまま12月。
いつもと変わらない日常とは違う修学旅行の時間。
俺はこの修学旅行で、絶対柚に思いを伝えようと決めていた。
プシュー・・・・・・
バスが止まった。
「到着しました、広島お好み村です。お腹いっぱい食べてきて下さいね」
バスガイドのお姉さんが笑顔で俺たちを見送る。