【完】青春PLAYBALL!!
「俺、柚とずっと一緒に野球がしたい。柚の先にはまだ行けないかもしれない。けど・・・先よりも今。今一緒に野球がしたいんだ」


「うん・・・私も尚哉と一緒に野球がしたい。同じところに立って、同じ夢が見たい」


「俺と、一緒にいてくれるの?」


「いるよ。私がいたい場所は、尚哉の隣だから」






俺は柚を抱きしめた。





「俺、柚が好き」





柚のふわふわ揺れる髪の毛を頬で感じながら、柚がそこにいることを確かめるように、もう一度抱きしめた。


柚の手が俺の背中にまわる。





「私も。尚哉が好きだよ」







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