【完】青春PLAYBALL!!
PLAY19 *最後の夏*
『うん・・・だからさ、もうごめんなんて言うな』
あの時から思っていた。
いつか柚の目指す所に行きたいって。
朝の日差しとともに俺は目が覚めた。
窓を開けて空を見上げる。
もやがかった光。
だけど今日はきっと快晴になる。
7月24日。
今日は県大会予選の決勝戦。
俺たち東実高校は、初めての県大会決勝戦に挑む。
柚と同じマウンドに立つことは、俺にとってとても大きかった。
首にかけられた勝守りをギュっと握る。
「絶対勝つ・・・・・・!」
やっとここまで来られた。
柚と一緒に。
目を瞑り、いままでのことを頭の中に思い描く。
不思議なことに負けるなんて気持ちは全くなかった。
あの時から思っていた。
いつか柚の目指す所に行きたいって。
朝の日差しとともに俺は目が覚めた。
窓を開けて空を見上げる。
もやがかった光。
だけど今日はきっと快晴になる。
7月24日。
今日は県大会予選の決勝戦。
俺たち東実高校は、初めての県大会決勝戦に挑む。
柚と同じマウンドに立つことは、俺にとってとても大きかった。
首にかけられた勝守りをギュっと握る。
「絶対勝つ・・・・・・!」
やっとここまで来られた。
柚と一緒に。
目を瞑り、いままでのことを頭の中に思い描く。
不思議なことに負けるなんて気持ちは全くなかった。