【完】青春PLAYBALL!!
「え?何?汐崎の彼氏って野球部なの?」


「あっ。そうそう!同じボーイズチームだったみたいだよ」


「ふぅん・・・・・・」


「彼氏がいるなら、土根に来れば良かったのにね」


綾の言葉を聞きながら、俺の頭の中には、寂しそうに微笑む柚の顔がよぎっていた。


柚と土根野球部の彼氏のこと、そして柚の寂しそうな微笑み・・・・・・。



気になることはたくさんあったが聞けないまま。

俺と柚が出会ってから、1ヶ月が経とうとしていた。


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