【完】青春PLAYBALL!!
PLAY6 *柚の涙*
俺はサード側のコーチャーボックスで、三先を間近に見ていた。
目が離せない。
というか離すことができないほどに三先が格好良すぎるんだ。
足を大きくあげる三先の独特のフォーム。
まるでメジャーリーガーのようなピッチングフォームだった。
身長が大きい分、上から真っ直ぐ力強く落ちてくるストレートは威力満点だった。
みんな手が出ない。
振れない。
そりゃそうだろう。
いつも俺が投げる球でフリーバッティングしてるんだ。
打てるわけないじゃないか・・・・・・。
攻撃が終わりベンチに戻る。
レギュラーメンバーはざわつきながら守備へと移動する。
「あんな早い球見たことねえよ」
「打てる気がしない」
弱気な発言がすれ違いざまにどんどん聞こえてくる。
目が離せない。
というか離すことができないほどに三先が格好良すぎるんだ。
足を大きくあげる三先の独特のフォーム。
まるでメジャーリーガーのようなピッチングフォームだった。
身長が大きい分、上から真っ直ぐ力強く落ちてくるストレートは威力満点だった。
みんな手が出ない。
振れない。
そりゃそうだろう。
いつも俺が投げる球でフリーバッティングしてるんだ。
打てるわけないじゃないか・・・・・・。
攻撃が終わりベンチに戻る。
レギュラーメンバーはざわつきながら守備へと移動する。
「あんな早い球見たことねえよ」
「打てる気がしない」
弱気な発言がすれ違いざまにどんどん聞こえてくる。