【完】青春PLAYBALL!!
「なんでここにいるんだよ」
「名簿録とインターネットのおかげだね。いやぁネットってすごいね。住所入力すれば航空写真まで出てくるんだよ。割とすぐ見つかったよ」
「いや、俺が聞きたいのはそんなことじゃなくて・・・なんでいるの?」
「ああ。そういうことか。朝練一緒にしようと思って、迎えにきたの」
「ちょ・・・ちょっと待って。自転車で来たの?」
「うん。体力つきそうだし。1時間くらいかかっちゃったけど」
「なんのための携帯だよ。電話だけかけて学校で待ってりゃいいじゃんか」
「まあそうなんだけど。ただ待ってるのもつまんないし、体先に動いちゃった」
柚は汗をタオルで拭きながらにっこりと笑った。
「・・・・・・すぐ行くから待ってて」
俺は窓を閉め、すぐに制服に着替えた。
ワイシャツを着た後、ジャージにすれば良かったと思ったけど、柚がウキウキしながら待ってるかと思うと、そんなことどうでも良かった。
洗濯場から練習着を無造作にとり、バックに詰め込む。
玄関のドアを開けると、さっきの笑顔と変わらない柚の笑顔があった。
「名簿録とインターネットのおかげだね。いやぁネットってすごいね。住所入力すれば航空写真まで出てくるんだよ。割とすぐ見つかったよ」
「いや、俺が聞きたいのはそんなことじゃなくて・・・なんでいるの?」
「ああ。そういうことか。朝練一緒にしようと思って、迎えにきたの」
「ちょ・・・ちょっと待って。自転車で来たの?」
「うん。体力つきそうだし。1時間くらいかかっちゃったけど」
「なんのための携帯だよ。電話だけかけて学校で待ってりゃいいじゃんか」
「まあそうなんだけど。ただ待ってるのもつまんないし、体先に動いちゃった」
柚は汗をタオルで拭きながらにっこりと笑った。
「・・・・・・すぐ行くから待ってて」
俺は窓を閉め、すぐに制服に着替えた。
ワイシャツを着た後、ジャージにすれば良かったと思ったけど、柚がウキウキしながら待ってるかと思うと、そんなことどうでも良かった。
洗濯場から練習着を無造作にとり、バックに詰め込む。
玄関のドアを開けると、さっきの笑顔と変わらない柚の笑顔があった。