純白の翼

「止めろ!三善!!」
千春は、三善の腕を掴んだ。

「縛。」

その呪で千春は心臓が大きく鳴るのを感じた。
身体が見えないもので縛られる。
声をだすことすらかなわなかった。





「滅。」





閃光が部屋中に満ちた。
それが消えた後に残っていたのは、たった一枚の純白の羽根だけだった。








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