奏
Prologue 片恋の記憶
いくら泣いても元には戻らないと
君と笑いあえる日は
もう二度と来ないと
他愛ない日常で触れ合うことも
きっと無いのだと
そんなことは解っていた
全て悪いのは私で
私のたった一言が
かけがえのない大切な関係を
一瞬にして崩してしまったことも
もう誰も好きになれないよ
だって私の理想は君なのに
君を好きになっちゃいけないなら
他の誰を好きになると
言うのだろう?