Chapter.1 桜舞い散る


桜舞い散る
今日は高校の合格発表の日。


午前10時、合格者の受験番号が
校門の前に貼り出された。




「番号..608..」

「…鈴華ちゃん!うちあった!」

「皆番号あるよ、皆合格やで!」


夢じゃないよねって
私は一緒に受けた友達と
番号を確認しあった。



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