あいつ…名前は、あき。


照れ臭くってなかなか面と向かって
名前を呼べないけど

あきもなかなか私の名前を
呼んでくれはしないけど

たまに呼ばれると
嬉しかったりするのは
あいつには言わない。





仲良くなった切っ掛けは
小6のクラス分けの日。

そんなに規模も大きくない筈の
同じ小学校に通っていたのに
それまでは話したことも無かった。


でも今やあきの存在は大き過ぎて
私の中でこんなに大きな存在に
なってしまったのか
私にも実はよく解らない。



ただ解っているのは

私にとって彼は
1番仲良しの男の子で
1番の私の理解者で
1番大事な友達だということ。


< 4 / 6 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop