SKY
「なぁ。春磨~。いい加減ミウと付き合ってよ?」


「はぁ?無理じゃ。俺は特定の女は作らんの!前から言ってるやろ?」


今日は居酒屋でミウっていう女のダチと飲んでた。


俺は彼女は作らん。


俺の女は麗奈だけだからな。


でもヤルで(笑)


「そんな言わんで・・・女にしてや?」


「しつこいのぅ・・・今で満足出来んならもう会わんでもええで?」


「冷たいのぅ・・・まぁ女にならんでもええわ。春磨がこうやって一緒に居てくれるなら」


そう言って俺の腕に腕を絡ませるミウ。


可愛いけどなぁ・・・女には出来ん。


許せミウ。


「今日は、ずっと一緒に居てくれるんやろ?」


「ミウ悪いな。今日はこれで帰るわ」


「何で?他の女かぁ?」


「ちゃう。サトシが今日は1人さかい。飲み相手になってやろうかと思ってな」


「ほぉ~~。春磨はサトシばっかやなぁ?」


ふて腐れたように言うミウ。


「今度はちゃんと相手してやるからな」


ミウの頭をグシャッと撫でたんや。


それだけでも満足してるミウや。


ミウを駅まで送って俺はサトシに電話したんや。






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