SKY
「なんや腰振り春磨君?」


「その電話の出方やめーや!めっさ情けなくなる・・・大人しく家におるんかぁ?」


「なんでお前がハメテル時に家におらんといけんのじゃ?」


「ハメテないって!今帰ってるとこや。お前どこにおんねん?」


「俺はなぁ・・・ムフ」


「気持ち悪いのぅ・・・」


結局女のことに転がってたサトシ。


一発ハメタラ帰ってくるって言ってたから自分の部屋で待ってたんや。


「何や・・・サトシもハメンなら俺もミウハメテおけば良かったなぁ」


日付が変わっても帰って来ないサトシ。


携帯も繋がらん。


今まで帰って来ないって事はしょっちゅうあったけど電話が繋がらないって事は無かった。


「ったく。何してんじゃサトシは」


さっきまで酒を飲んでた俺は睡魔に襲われて寝に入ってたんや。


2時間ぐらいした頃トイレで起きてな。


すぐにまたベットに入って寝ようとしたら勢いよく俺の部屋を叩く音がしてびっくりして起きたんや。


「何や~~。サトシかぁ?」


寝ぼけながらサトシが来たと思ってドアを開けると・・・


「春くん・・・ぅぅぅ・・・サト・・シがなぅぅ」


凄い顔で泣いてるサトシのオカン。


「どないしたんや?」


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