SKY
「春磨?落ち着いて行動しろよ?先走るんじゃねーぞ?」


「分かってるって!あ~~~!!確認すんの忘れた!」


「何を?」


麗奈が、俺があげた指輪をまだはめてるか。


麗奈の右薬指を見るのを忘れた俺。


「麗奈が指輪・・・はめてなかったらどないしよ?」


「それは・・・しゃーないやんけ。男が居るか、春磨を忘れたか。どっちかやな」


「・・・まぁええわ。取り合えず再会出来た事に感謝しとくわ」


カケルと電話を終わりにして、取り合えずモールの中をブラブラし買い物した。


いくら店の中をブラブラしても時間が経ってなくて逆にイライラしてもーた。


「俺の腹が・・・ヤバイなぁ」


飯を買いに行ったコンビニで麗奈に会って、レジ行く前に弁当を戻した俺。


飯くらい麗奈は付き合ってくれるだろうって咄嗟に思って買わなかったけど・・・


軽く何か買って置けば良かったな。


車に戻って、コーヒーと煙草で時間を潰した俺。


意味も分からず車内を綺麗に片付けてみたり(笑)


やる事無くて、寝てみたり。


「って、寝れるかぁ!」


車内で1人ツッコミ(笑)


そんなバカな事してたら、そろそろ麗奈が仕事終わる時間や。


もし・・・麗奈が指輪をはめてたら、今日は帰さへん。


はめてなかったら・・・慎重にいくか。





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