SKY
「しかし・・・色褪せんなぁ。これ」


「俺の中のお前も色褪せんけどな(笑)」


麗奈が俺の肩の刺青に触れてきたんで、そんな返しをしたんや(笑)


「臭すぎや。春磨」


「風呂入ったからええ匂いするやろ~」


わざと自分の体をくんくんする俺。


「意味が違うって(笑)」


「あははっ。そうかぁ?」


「ビール持ってこよ」


腰をあげた麗奈の腕を掴んで、俺の膝の上に座らせたんや。


「うぁ!なんやの~~」


ぎゃーぎゃーうっさい麗奈の口を俺の口で塞ぎ。


貪った。


貪っても・・・足りん。


しばらくしたら俺の胸をばしばし叩く麗奈。


「どうした?」


「ん、はぁはぁ・・・」


息を荒くしてますが?


「どんだけやの??信じられん!窒息するやろ!!」


・・・・・・


「あんたはいつもそうや!息できないくらいするなぁ!」


怒られてる?俺・・・


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