SKY
「うっさい、ぼけぇ!」


「・・・・・・」


「うけんだけどぉ~~~」


「・・・・・・」


「酒、ないでぇ?」


「・・・・・・」


「これ、おもろいなぁ」


DVDを重ねて持って、手裏剣の様に飛ばしてるこの人。


かなり壊れてる麗奈です(笑)


「・・・家がめちゃくちゃになるわ(笑)もう連れて帰ってええで?」


「だから言わんこっちゃない」


俺は潰れかけの麗奈をおぶってマサキんちを出た。


麗奈は俺の耳元でしきりに俺の名前を呼んでた。


俺の家へ着いた時はすでに麗奈は夢の中。


しかし、俺はこの日知った。


麗奈は潰れかけると甘甘になると言う事を(笑)
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