SKY
「俺は、ずっと、好きやで」


麗奈の髪を撫でながらそっと囁いた。


我慢出来ず、軽くキスをして俺の証も付けた。


それでも、麗奈は起きなかった。


もう・・・


俺はこいつを感じる事は出来ないんや。


どうにもならない気持ちを抑えて、麗奈に布団をかけてやり、そっと部屋を出た。


それからしばらくした頃。


男連中で飲みに出かけた。


俺、カケル、ヨッシーの3人で。


「何だか久し振りやのぉ~」


「だなぁ」


最近の俺は飲みにも行かずに部屋に閉じこもってばかりやった(汗)


飲み始めた頃、


「ありえん!!あんた本気?」


「そやで!上手く行くわけあらへんわ」


・・・・・・後ろの席から聞き覚えのある声。


「春磨。後ろの連中って・・・麗奈達か?」



「・・・ぽいな」



何やら、調子悪いとか、恋がどうとか・・・(汗)


「そや。俺、お前に言って無い事があったわ」


少し間を開けたカケルは、


「俺、麗奈に告白した」


と表情変えずに俺に話した。





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