SKY
「心配して言ってんだぞ?」
「何の心配だよ?」
「会った事無い奴と・・・恋愛なんかお前が出来るはずないだろ!」
昔からそうだけど、ポケベル、PHS、携帯が普及始めた頃、メル友とか作ったりした時だって麗奈はそんなの要らないって言った。
見えない相手と友達になって何が嬉しいの?って。
恋愛も一緒だって。
あれから何年も経ってるし、心境の変化だってあったかもしれない。
ただ、俺のわがままなだけだ。
他の奴に取られたくないだけや。
「騙されてるだけや」
傍に居たカケルも俺と同じ事を考えてるらしい。
「もっと、考えろや?」
麗奈の両肩を掴んで分かって欲しくて・・・
「分かって無いくせに。何も分かってない・・・相手のこと何も分かんないくせに」
肩を震わせポツリ呟く麗奈。
拳をぎゅっと握り締めて・・・
「あんたはいつだってそうや。決め付けんな!!」
麗奈の声と共に強く握られてた麗奈の拳が俺の顔に降って来た。
ばこっ!!
「!!!・・・っ」
いきなりのパンチに対応出来なくて体勢を崩し、アスファルトへ転がった俺。
「何の心配だよ?」
「会った事無い奴と・・・恋愛なんかお前が出来るはずないだろ!」
昔からそうだけど、ポケベル、PHS、携帯が普及始めた頃、メル友とか作ったりした時だって麗奈はそんなの要らないって言った。
見えない相手と友達になって何が嬉しいの?って。
恋愛も一緒だって。
あれから何年も経ってるし、心境の変化だってあったかもしれない。
ただ、俺のわがままなだけだ。
他の奴に取られたくないだけや。
「騙されてるだけや」
傍に居たカケルも俺と同じ事を考えてるらしい。
「もっと、考えろや?」
麗奈の両肩を掴んで分かって欲しくて・・・
「分かって無いくせに。何も分かってない・・・相手のこと何も分かんないくせに」
肩を震わせポツリ呟く麗奈。
拳をぎゅっと握り締めて・・・
「あんたはいつだってそうや。決め付けんな!!」
麗奈の声と共に強く握られてた麗奈の拳が俺の顔に降って来た。
ばこっ!!
「!!!・・・っ」
いきなりのパンチに対応出来なくて体勢を崩し、アスファルトへ転がった俺。