SKY
「簡単に言えばあの2人ヤッテルで(笑)」


「やってる?何を?」


寝ぼけてんのか・・・?素なのか・・・?


「エッチや」


「・・・・・・静花ぁ~~。どないやねん!」


少々混乱気味で叫んでたで(笑)


「なぁ、麗奈ぁ・・・お前大丈夫なんか?」


「あ?・・・あ~~大丈夫やで(笑)あんまり心配する事もないんや。手術もちょちょいのちょいで終わるみたいやし」


「我慢、してるんやろ?ほんまは泣きたいんやろ?すがりたいんやろ?」


「何やねん?大丈夫やって(笑)」


「今日だけ、俺の胸貸してもええで」


「今日だけの意味が分からん」


「この先も・・・でもええけど、嫌やろ?」


「・・・・・・」


しばらく沈黙が続いた・・・(汗)


「ほらっ、おいで。泣きたい時は泣けばええんや」


俺の言葉に躊躇した麗奈は、


「ずるい。春磨はいつもそうや。何で優しくするん?うちなんかに優しくするん?」


「そりゃ、麗奈だからやろ?答えはいつも簡単なんや」


「・・・春磨ぁ」


沢山、いろんな事我慢してんだな。


俺の前では我慢なんかしなくていいんやで。


俺はいつでも、どんな事でもお前を受け止める。


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