SKY
で、麗奈が退院の日⊶⊶⊶⊶。


麗奈の親父から聞いてた病室前まで来て、深呼吸。


「・・・とりあえず、騒ぐんだろうなぁ・・・アイツ」


親が迎えに来るって思い込んでるから俺が現れたら・・・って想像すると結構面白い。


麗奈の百面相が(笑)


「どれ・・・行くか」


がらっ!!


勢い良くドアを開けて、


「迎えにきたで~~」


と笑顔で挨拶する俺(笑)


とりあえず、俺を凝視しまくってた(汗)


「・・・お父さん?」


あほか!


どこで親父やねん!


いや、歳的には親父って言われる歳かもしれんけど、たいして歳が変わらんお前に言われたくない言葉やな(汗)


「そう見えるかぁ?」


「・・・春磨にしか見えん」


「じゃ、俺じゃ(笑)」


説明するのも・・・めんどうだったり(笑)


「何で、あんたがおんねん?」


「迎えに来たからやろ?荷物まとまってるんか?」


「できてるけど。頭が回らん・・・」


「親父に代わりに迎えに言ってくれって頼まれたんだよ!昨日だって俺、顔出したんだぜ」


「は?居なかったやん?」


「お前寝てたもん」


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