SKY
「あは、あははは・・・」


いきなり空笑いした麗奈(汗)


と・・・思ったら。


「・・・?れい、な?」


砂浜に押し倒されちゃった~~(照)


でも、麗奈を見ると、目から塩水が俺の頬に落ちてきて・・・


「ほんま、うちらってあほやな」


「しゃーないやん。あほ同士やから、一生一緒におらんと治らんかもなぁ」


「キス・・・してもええか?」


えっ!!


麗奈から?


「ええよ。けど、もう後戻りはでき・・・・・・」


ってか、最後まで言えずに口を塞がれた俺。


潮風に当たりながら、麗奈のすべてを受け入れた。


何度も重ねた2人の唇は熱くて、肌寒い事さえ忘れて熱だけ感じてた。


「なぁ、麗奈・・・もう一度」


「さて、帰るか!」


・・・・・・


「ちょっと、話聞けや?」


「んっ?今聞くこととちゃう。後でな」


麗奈は俺が何を言うのか分かってのかもしれん。


素直に言わせんって事は何か、引っかかってる事があるんや。


それも何か想像つくけどなぁ。


「あ~さむっ!!誰かのせいで風邪引くわ!」


「寒かったら温めればええやろ~?ではでは、おうち帰りましょ~!」


「ちゃんとうちに送ってよね?」


「・・・うちね!」


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