SKY
俺の髪をクルクルしてる麗奈。


「俺はお前のストレートのがええけどなぁ」


「そっか?」


お互い距離が縮まって、抱き寄せようとしたら、


「春磨」


麗奈の声と共に俺が麗奈に引き寄せられたんや。


おでことおでこを合わせて、スローモーションの様にゆっくり麗奈がキスしてきたんや。


「今日はやけに大胆やんけ?」


「・・・・・・大胆な女は嫌いだっけ?」


「いや・・・好きだよ」


今度は俺から何度も貪った。


「うちなんかより・・・もっとええ女ぎょうさんおるやん」


「女はぎょうさんおっても麗奈は一人しかおらんやろ?」


「そりゃ・・・そうやけど」


「だから俺はお前を選ぶんや。お前以外俺のすべてを知ってる女はいらん」


女優並に綺麗な女でも、アイドルできるぐらいキュートで可愛くても・・・


それ以上にお前であって欲しい。


「キザやなぁ。そんな事ばっかり言うからダメとちゃうの?」


「ダメでもええねん。別に・・・」






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