SKY
とりあえず仕込みしてるカケルの店へ行き軽く飯を食った。


「酒もかなりの量補充しといたから多分間に合うやろうけど」


「幹事さん、すんまへん。いろいろ手間かけさせまして…」


「きもっ!今日雪や!しかも大雪やで(笑)」


感謝の気持ちを述べたのにひでっ!


店は準備中で俺とカケルしかおらん。


ゆっくりした時間(カケルを除く(笑))を送ってると店のドアが開いた。


「……入ってええか?」


「おー!久しぶりやなぁ~。準備終わってへんけど構わんで」


ミヤビが店に入ってきた。


「春磨、久しぶり」


「おう。元気やったか?」


ミヤビはカウンターの俺の隣へ座った。


「ボチボチやな。麗奈と結婚すんだって?」


「んー。そのつもり。正確には今日プロポーズするって感じやな」


「麗奈変わった?昔より良い女になってる?」


「…今も昔も良い女じゃ。お前も諦め悪いのぅ…」


ミヤビは麗奈が好きやった。


今でも…未練あるんやろうなぁ…


「ミヤビ、麗奈全然変わってらんわ(笑)今でも喧嘩上等、パワフル嬢のままやで。あんまり期待すると凹むで」


カケルは笑いながらミヤビに話したんや。








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