SKY
「春磨、俺が今日…麗奈に気持ち伝えたら怒るか?」


「……勝手にせい」


お前に告られたぐらいで麗奈のきもちが動くかっ!


ってのは確信の気持ちで。


当たって砕けて次に進めって感じや。


しかし…俺といい、カケルにミヤビ。


似た者同士って怖いわ(苦笑)


「お前ら暇なら手伝えや!」


準備に大忙しなカケルに怒られ渋々手伝う俺(笑)


準備してるとヨッシー、マサキ一家ご到着。


マサキは奥のボックス席に座ると


「カケル、ビール!」


手伝う気サラサラ無く飲む気ですわ。


「あいよ~」


マサキ相手に突っ込んでもしゃーないと分かってるカケルは素直にビールを出す。


次第に店は賑やかになりメンバーが集まり出す。


静花に美奈も店へ来てるのに麗奈はまだ…


「麗奈と一緒じゃないんか?」


「勝手に来るんじゃない?逃げる…事は無いと思うけど」


逃げる?!


「逃げるって何?」


静花に聞くと何でもないと話を終わらせられた。


「春磨!」


すでに飲んでる夏美に呼ばれボックス席へ向かった。


「今日な、お前、ズキューンだぞ!」


「…ズキューンっすか?」


酔っ払いやな。意味分からんし。


「お前のココ、麗奈にぶち抜かれるぞ(笑)」


夏美に胸をトントンされ、首を傾げた。


「何?俺がズキューンってなんの?麗奈じゃなくて?」


「ムフフ。そうやで(笑)春磨がズキューンや!カーカッカカ(笑)」


姐さん。笑い方怖いです(汗)


ズキューンって何やろ?


何となくサプライズ的な事やと思うけど…


もしかして麗奈から逆プロポーズ!?


それじゃ、俺の計画が…


それとも皆の前でチューとか(笑)


何かテンション上がってきた!


良い歳してキス一つで有頂天って…











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