SKY
「オカン~。麗奈連れて来たで~~」


俺の声を聞いて台所からバタバタ足を鳴らして走ってくるオカン。


「いらっしゃい~。待ってたで!」


「呼んでくれてありがとう。ケーキ作ったん?食後のデザート楽しみやわ!」


何故か俺のオカンの手を繋いで話してる麗奈。


どんだけ俺のオカン好きなんや(笑)


「夕食の用意、手伝おか?」


「助かるわ~。うちにはバカ息子しかおらんからのぅ」


俺を睨んでオカンが言いよった(汗)


「俺も手伝おか?」


麗奈と一緒なら喜んで手伝います(笑)


「春磨は邪魔やからいらんわ」


グサ!!


麗奈・・・酷いで(涙)


「ほな。またな」


軽く手を振られ台所に消えた麗奈・・・。


「ま。頑張りや」


「お前は何やねん!家帰れや」


サトシに肩を叩かれて不機嫌な俺。


サトシは何で家におんねん!


「俺にも飯食わせろや。ただじゃ車出さんやろ?」


腹黒いのぅ。サトシは。



< 38 / 285 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop