SKY
「春磨ぁ。もっと堂々とせい。野郎連中の前じゃお前はカッコええのになぁ。うちの前じゃウジウジしすぎやで(笑)うちはなぁ。春磨だけじゃ。春磨を信じてるで。うちの事信じてないんか?」


信じてるで・・・けどな。


『恋』ちゅーもんを初めてした俺はな・・・


お前の前じゃ堂々としてられんのや。


離れてる時間が恋しくてな。


どうしようもないんじゃ・・・。


「春磨はうちを嫁にもらうんやろ?一生一緒なんやろ?違うんか?」


「そやで。お前は俺の嫁じゃ。誰にもやらん」


「ハハ(笑)それでええやん」


麗奈は俺の手を力強く握ってくれたんや。


俺は嫉妬っちゅーもんをしたんだな。


麗奈が嫌いな嫉妬。


でもな。恋愛に嫉妬は付き物やで。


麗奈は俺に嫉妬した事無いんかな?


「春~磨ぁ。好きやで」


「珍しいなぁ。麗奈から言うなんて」


「言ってもらえんから不安なんやろ?」


確かにそうかもなぁ・・・。


麗奈の好きが俺をどれだけ俺を幸せにするかお前には分かるかのぅ(笑)


< 50 / 285 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop