SKY
コンビニで買出しした帰りに俺は誰かに話かけらたんや。


「春磨やん?久し振り~~」


ごっつい化粧で長い爪をヒラヒラさせながら俺に手を振ってきた女。


見覚えないのぅ・・・(汗)


「誰や?」


「忘れたん?愛し合った仲やん!カエデやで!」


カエデなぁ・・・


あ・・・愛し合った仲??


「知らんわ!」


「酷いなぁ・・・。Hすれば思い出すか?」


なんだか・・・背中に痛い視線が突き刺さってるけど・・・


振り向くと麗奈が呆れた顔で俺を見とった(汗)


「春磨。しようや」


カエデは俺の頬に指をなぞらせて俺を誘惑してきた(汗)


「うち邪魔やな。先帰ってるなぁ。ごゆっくり~」


麗奈は体を反転さして来た道を戻りよった(涙)


「麗奈~。待てって」


俺はカエデを振り切って麗奈を追っかけたんや。


腕を掴んでも振りほどかれてな・・・(涙)


「何で追ってきたんや?さっきのねぇちゃんとヨロシクしてたら良かったやろ?」


「怒るなよ!」


「怒ってない。お前はサイテーや。自分が抱いた女も忘れるんか?それやったらうちの事も簡単に忘れられるな」


「愛の無い女抱いても記憶に残らんのじゃ!お前とは愛があるやろ?忘れるわけないやろ!」


「奇麗事ばっかりや!」
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