SKY
リビングに麗奈を通して荷物を置いてすぐオカンの手伝いや。


「こんにちわ~オカン。手伝うで」


「いらっしゃい麗奈ちゃん。今日は珍しく春磨も手伝ってるんよ!」


「聞いたで(笑)今日は雪降るかなぁ?春磨のせいで(笑)」


「そやな。春磨のせいで降るといいなぁ!!(笑)」


この偽親子・・・しばいたろうか?


こんな調子でクリスマスのご馳走の用意する俺等(笑)


支度も整って皆でクリスマスパーティや。


「オカンの料理な美味いなぁ!!」


「麗奈ちゃんも口が上手いなぁ!」


「アハハ。何やソレ」


やっぱり・・・こういう風景はええのぅ。


ある程度飯も食ってな俺の弟が風呂入るって騒ぎよったんや。


「駿ちゃん。うちと一緒にお風呂入るか?」


駿は俺の弟。今5歳。幼稚園生や。


「オカンと入るからええ。麗ちゃんはあんちゃんと入ったりや」


「そか。残念やな。春磨ぁ~。駿ちゃんがそう言ってるで(笑)」


「ぶはぁ!!何やお前~~(汗)」


焦るわぁ・・・。


麗奈と風呂なぁ・・・入りたいなぁ(笑)


駿とオカンが風呂入ってる間・・・俺は意識してしょうもなかったわ(汗)


「麗奈ちゃ~ん。お風呂空いたで」


オカンが髪をタオルで拭きながらリビングに戻ってきた。


「どうもなぁ。じゃ、春磨。行くか?」


・・・どこにや?


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