SKY
「どれ~。麗奈に慰めてもらいに行こうかのぅ」


「そんな傷で会いに行くんか?変な心配するやろ?」


「そか?その辺のヤンキーと喧嘩した言えば大丈夫やろ?麗奈は単細胞やさかい!」


取りあえずな。カケルに麗奈と連絡取ってもらたんよ(笑)


「あ。麗奈かぁ?春磨が大変なんよ!変なのに絡まれてかなりやられよった!今家まで運んだから手当てに来てや」


「・・・・・・ククククク」


笑いが止まらんかったなぁ~~。


「春磨。麗奈すぐ家出る言ってたぞ!」


「そかぁ。カケル悪いなぁ!一役買ってもらって(笑)」


「後で何か奢れよ~」


「しゃーないのぅ(笑)」


「じゃぁ、俺は消えるな」


カケルが俺の部屋から出て行って10分くらいしたら麗奈が血相変えて来たんじゃ。


「春磨ぁ!!大丈夫かぁ??誰にやられたん?」


布団に潜ってる俺に声だけかけたんや。


俺はしばらく動かなかったんや。


「・・・?春磨ぁ?大丈夫か?生きてるかぁ?」


布団の上から俺を揺さぶってきたからのぅ・・・。脇から手を出して麗奈を捕まえて布団に引きずり込んだんや。


「うぁ!・・・何や??」


キョトンとしてたなぁ(笑)


「麗奈ぁ・・・俺ボロボロやねん。優しくいたわってなぁ~」


「手当てしたんか?酷い顔やなぁ(笑)」






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